
2022年ゴールデンウィーク真っ只中、山梨県の観光スポットである富士芝桜まつりに行ってきました。
山梨はとてもよいところで私たち夫婦も大好きなところですし、芝桜まつりに行けてとても良かったと思っています!
ただ、渋滞や行列がひどいです・・・どこもかしこも、渋滞に大行列に大混雑で、楽しい思い出よりも辛い思い出の方が上回ってしまうほど。
しかも、聞くところによれば、毎年のことのようです。。。
そこで、富士芝桜まつりを楽しむためにも、事前に知っておきたい渋滞や行列の4つのポイントをまとめましたのでご紹介したいと思います。
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ポイント1 行きは大渋滞を覚悟せよ!
富士芝桜まつりの開園時間は、朝6時から17時までです。
朝6時は、家族でお出かけにしては早く感じますが、日の出と富士山というカットが拝めるかも!?
全く進まない・・・恐怖の大渋滞!
私たちは、朝8時に山梨県内から出発、通常なら1時間ほどの距離です。
しかし、国道139号線の本栖信号あたりにさしかかったころ、大渋滞に遭遇!
ノロノロ動く感じではなく、1分ごとに車1台分進むみたいな状態です。
中には、諦めて無理矢理Uターンして帰ってく車も。
渋滞にハマったのが9時20分ごろ、会場に着いたのは10時30分ごろだったので、約1時間ほど渋滞にハマっていた計算です。
長い渋滞には、携帯トイレがあると安心
渋滞の原因は、芝桜まつり会場の入り口まで片側一車線で、途中に抜道のない1本道であることだと思います。
そして駐車場の入り口が1箇所に対して、進行方向と逆側と2方向から車が入ってくるため、大渋滞を引き起こしていたようです。
渋滞が発生した区間は山道なので途中トイレに立ち寄れるようなコンビニなどは一切ありません。
そのため不安な方は、携帯トイレは必須だと思います。
周りは国の特別保護地区である、青木ヶ原樹海です。
ちらほら車を降りて樹海に入っていく若い女性がいましたが、こういう場所でのお花摘みは絶対おすすめしません。
人間の糞尿は、処理を間違えると自然に害を与えるという話もあります。
さらに樹海といえば・・・。
携帯が圏外になってしまうところもあり、迷いやすいという話もありますから、「周りから隠れるために奥に入っていくと、戻って来れない」なんてことになるかもしれません。
携帯トイレには抵抗がある方は・・・
朝から、水分を取るのを控えるとかそういう感じでしょうか。。。
(あまり健康的ではないのでオススメしません。)
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ポイント2 入園券の券売機の行列を回避せよ!
渋滞を抜けてようやく一安心??
いえいえ、まだまだ序盤です!
駐車場から入園口に向かうと・・・そこには、更なる大行列が!!
この大行列は、入園券を買うために並んだ人たち。
この日は買うまでに、30分かかったというツイートもありました。
買っててよかった前売り入園券
富士芝桜まつりの公式ホームページでは前売り入園券を販売しています。
一般的な入園券だけでなく、会場へのバスや高速バスなどとのセット券。
マイカー利用の方ならお得に利用できるものなど。
ぜひ、公式HPでチェックしてみてください。
前売りチケットは、代表者がまとめて購入しておくことができます。
私たちは前売り券引換所の列に並びましたが、前にいたのは4組程度。
スマホのQRコードを見せるだけですぐ入れました。
体感では、2分ほどです。
デメリットといえば、会員登録などをしなければならないので、手間がかかること。
さらに、申し込み期限がご利用日の前日までと、当日は買えない点でしょうか。
でもあの行列をみてしまうと、事前に買っておいてよかったなと心底思いました。
ちなみに、自家用車やバイクで来る人は駐車券が必要になりますが、そちらも一緒に前売り券引換所で購入できますので、係員に訪ねましょう!
また、駐車券は帰りでも購入することができるみたいです。
出口のところに、駐車券の券売機らしきものがありました。
詳しくは係員に聞いてみてください。
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ポイント3 会場の中も行列だらけ!
数々の渋滞をくぐり抜けて、たどり着いた富士芝桜まつり会場!
雄大な富士をバックに、一面絵の具をこぼしたかのように広がる真っピンクの芝桜。

しかし・・・・
トイレは大行列!
さあ入園、まずはトイレという方、悲報です。
入場口のまわりには、従業員用のトイレしかありません。(なぜ??)
さらに・・・
トイレはだだっぴろい会場の1番奥!
そして女性用のトイレにできた行列は15分以上の大行列でした。
女子トイレは、個室が8つありましたが、「会場のキャパに対して明らかに足りてない??」なんて感じてしまいました。
多目的トイレもありましたが、同じく大渋滞。
あまりの行列に皆イライラしすぎて、並んでいた妊婦の前に割って入るお年寄りまで現れる始末!
リニューアルされて、清潔感あるトイレだったことだけが救いでした。
ピーターラビットの壁紙が施されていてヒリヒリした尿意の焦燥感を少しだけ癒してくれますよ。
男性用には、チャイルドシート付きのトイレも。
小さいお子さん連れの方は、家族でうまく分担して入れましょう。
ちなみに、トイレはもう一箇所、団体・バス駐車場近くにありましたが、そこは遠い!!
フォトスポットも大行列!
会場には、映え映え写真が取れるフォトスポットが多数用意されています。
例えば、お花でできた富士山や、雄大な富士と一緒に取れるスポットなど。

しかし一部のフォトスポットでは、またまた大行列ができていました。
一番並んでいたのは、「幸せの黄色い扉」。
あのド○えもんでおなじみの「どこでもドア」風のドアが設置されているスポット。
ここで撮影すると、富士山がちょうど扉の向こうに入り、まさにどこでもドアでいきなり芝桜のど真ん中にあわられたような写真がとれます。
しかし、どう見ても15分以上の行列が・・・係員などがそばにおらず、一組一組こだわりの写真を撮るためにじっくり撮影していました。
列の後ろの人に撮影を依頼する人もいたりして、このコロナ禍、なかなかハードルが高い撮影スポットです。
もう一つは専任のカメラマンさんが常駐しているところですが、富士山をバックに、満開の芝桜とピータラビットソンの看板とともに撮影できる場所。
ここも10分ほどの行列が・・・
どうしても並びたくないっていう人へ
まず、前提としてどこで撮影しても、なかなか絶景で良い写真がとれます。
セルフタイマーで写真が撮れるように、台を設置してある親切な場所も3箇所ほどありますよ!
キッチンカーや、レストラン、売店も大行列
会場には、アイスやクッキーなどのスイーツから、オムそばなどのしっかり食べれるご飯ものまで様々なキッチンカーが来ています。
さらに、レストラン喫茶に、売店などもあります。
しかし、覚悟してください。ここにもなかなかの大行列がありました。
先に結論から言うと、焦らないで絶対に行列の先を確認してから並んでください。
誘導員もいないし、皆思い思いに並ぶので、大混雑!
どれが自分が並ぶべき行列なのか分かりずらいです。
間違えて並んでしまうと、本当に時間を無駄にします。
ヤマメの塩焼き、ポテトフライ、オムそば、たこ焼き、ソフトクリームなど様々なキッチンカーがありますが・・・
キッチンカーに行く前に、そばにある券売機でほしい商品の券を買います。
これは、キッチンカー1台に対して券売機が1台の時もあれば、2台まとめていた所もありました。
何かルール的なものがあるかもしれませんが、ぱっと見よくわかりませんでした。
とにかく、キッチンカーの近くにあるということだけ。
私は、オムそばを買おうと券売機の行列に並びました
10分後、ようやく買える番に!
待ちくたびれた妻の顔を想像しながら、オムそばのボタンを押そうと思ったら・・・オムそばがない!
間違えて別のキッチンカーの券売機に並んでしまったようでした・・・
逆恨みに近いですが、券売機を一箇所にまとめて、チケットをまとめて買えれば、こんなミスも起きないのに!と心底思いました。
券を買ったからといって行列から逃れられるかというとそうではありません。
ポテトフライといった人気の表品には、大行列ができていました。
妻や姪っ子たちが一番おいしかったと喜んだのは、フジヤマチョコチャンククッキー(1枚450円)です。
値段は少々お高いですが、ボリューム満点です。
味もグッド!腹持ちします。おすすめです!
桜風味と、チョコと、抹茶があり、シェアしても楽しいです。
しかし、帰り際お土産に買って行こうとしたら・・・売り切れでした。。。
買うときはお早めに、ゲットするのがオススメです!
カフェも併設されていますが、12:00ごろには15組待ち。
コッペパンの売店の列は、おどろくほど進みません。
下手すると、女子トイレより進まないかもです。
テーブルやベンチも大混雑
とにかく座る場所が足りてません。
トイレ同様キャパに対して、用意されているものが少なすぎるように感じます。
4人がけの椅子やテーブルがいくつかあるのですが・・・
老人、子供たちだけでも座らせようと4人がけの長椅子1つに、いくつかのグループが相席しているような状況。
お昼時にはいたるところで、立ち食い蕎麦屋状態な風景が広がり、隙あらばベンチの端にお尻を食い込ませてくるオバサマがいたりと、大変なランチの時間となります。
まさに、椅子取りゲーム。
子供からお年寄りまで訪れるスポットなので、コロナ禍といえどソーシャルディスタンスのとれる休憩スペースは必須かと思いました。(運営さん頑張ってください!)
そして13:00をすぎた頃には売り切れの商品も多々あるなど、なかなかにシビアなことになっていました。
ならば、ご飯を会場で食べるのは諦めて、どこか違うところで食べようという方、このあと注意していただきたいことがあります。
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ポイント4 帰りの道も大渋滞!
もう行列の話はいいよ。というのが本音ですが。最後にもう一山ありました。
駐車場を出る車で大渋滞
1つしかない国道への出口に、第1駐車場から来る車と、第2駐車場から2方向、合わせて3方向から車が集まります。そのため、駐車場からでるのにも一苦労。
しかも、混雑する車を誘導する誘導員の指示も規則性があまり感じられなかったのも、渋滞が長く感じた原因かも。
「えっ?あっちのレーンはなんでそんなにいっぱい出すの?」みたいな感じで、モヤモヤしました。
帰りの道の方向にも、ご注意ください
私たちが最後、大渋滞にハマるきっかけとなったのが、出口が一方向にしか誘導されなかったことです。
私たちは本栖湖方面に戻りたかったのですが、誘導員が「河口湖方面こちら→」の方に指示をだしていたため、そちらにむかったのですが、なんと朝霧高原側に出てしまいました。
つまり逆方向です。
Uターンしたくても道が狭く、反対車線は富士芝桜まつりに向かう車で渋滞しているので、一度間違えると方向転換が容易ではありません。
仕方なく県道71号線から河口湖方面にでるかと切り替えたのですが、そこでも国道139号線にでる2キロ手前から大渋滞……そこからカーナビも139号線は真っ赤ですと示してきます。
さらに切り替えて、139号線を本栖湖方面に一旦出て、西湖を回って河口湖方面へと出ました。
ウネウネと遠回りのようですが、道はガラガラで快適でした。
出口の方向には要注意です!
焦っていると、誘導員の振り回し棒に惑わされてしまいます。慎重に出ましょう。
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いろいろあったけど行ってよかった富士芝桜まつり
富士芝桜まつりは行ってよかったと思います。
美しいお花をゆっくり見る機会は少ないですし、子供たちも大喜びでした。

ここでお伝えした渋滞や行列も、例えば「前売り券を買っておく」や「場所取りを早めにする」など、ちょっとした工夫であまり気にならないものになるかもしれません。
せっかくの旅を、渋滞や行列のキツイ思い出にしないための一助となればと思います!
おわり!